公益社団法人 日本プラントメンテナンス協会

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国家検定 機械保全技能検定

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取組み事例の紹介

茨城県立勝田工業高等学校

自ら設備を保全し良品を製造できる技術者、技能者を育成

茨城県立勝田工業高等学校
総合工学科 機械系
教諭 鈴木 健介氏

●機械保全技能検定利用実態(2019年度の受検人数):2級 機械系保全作業:9名、3級 機械系保全作業:15名

 

●その他の推奨資格:機械検査技能検定(2級・3級)、機械加工技能検定(普通旋盤、フライス盤、マシニングセンタ作業)(2級・3級)、電子機器組立技能検定(3級)

本校は茨城県ひたちなか市に立地しており、勝田駅から東に約2.4kmの位置にあります。
昭和37年に開校し、令和3年に創立60周年を迎える、単位制の総合工学科を有する工業高校です。
総合工学科では、機械、電気、情報、制御の各系が選択できる形になっています。生徒数は各学年240名、全校生徒720名が在籍しています。

伝統あるものづくり教育を行っており、全生徒がすべての系の実習を受ける教育課程になっています。
ものづくりの高い技術、技能を教育することは大切なことですが、それらを使う設備に関する知識がないと不具合に対しての処置が取れなくなってしまいます。
さまざまな企業では、保全教育が盛んに行われています。メンテナンスをメーカーに任せるのではなく、自ら設備を保全し良品を製造できるスキルが必要だからです。
そのような技術者、技能者を育成するために、平成30年度から実習や課題研究などの授業に機械保全を取り入れています。

受験の対策にあたっては、過去問を中心に行い、予想問題の作成、ものづくりマイスターの課外授業、朝の補習を実施し、座学だけではなく、実物を触らせての興味、関心を持たせるように工夫しています。
令和元年度の機械保全技能検定(機械系保全作業)では、3級15名、2級3名の合格者を輩出しました。
更に本校の取り組みとしては、技能士となった生徒を中心にして、さまざまな工作機械の修繕や精度検査、潤滑油の補充作業を行っています。
実際に資格保持者となった喜びと誇りを持って実習に取り組みますので、高いモチベーションで活動することができています。

新型コロナウイルス感染症の拡大により令和2年度前期の3級の試験が中止となってしまいました。今後、日本プラントメンテナンス協会には、3級試験の前後期両方の受験機会を設定していただきたいと考えています。 年2回のチャンスがあれば、取得者も向上し高校生の2級受験者も増え、大きな進路選択の役割を果たせると思います。

活動の様子(令和2年度)
軸受の実物学習
軸受の実物学習
マイスターによる指導
マイスターによる指導
学科試験の対策
学科試験の対策
歯車・バルブ類の実物学習
歯車・バルブ類の実物学習
旋盤の保全作業の学習
旋盤の保全作業の学習
旋盤の保全作業の学習
旋盤の保全作業の学習
※本記事は2021年3月掲載時の情報です。

取組み事例一覧

企業事例
学校事例

工業高等学校など

高等専門学校

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合格者の声

自ら設備を保全し良品を製造できる技術者、技能者を育成

茨城県立勝田工業高等学校
総合工学科 機械系
教諭 鈴木 健介氏

●機械保全技能検定利用実態(2019年度の受検人数):2級 機械系保全作業:9名、3級 機械系保全作業:15名

 

●その他の推奨資格:機械検査技能検定(2級・3級)、機械加工技能検定(普通旋盤、フライス盤、マシニングセンタ作業)(2級・3級)、電子機器組立技能検定(3級)

本校は茨城県ひたちなか市に立地しており、勝田駅から東に約2.4kmの位置にあります。
昭和37年に開校し、令和3年に創立60周年を迎える、単位制の総合工学科を有する工業高校です。
総合工学科では、機械、電気、情報、制御の各系が選択できる形になっています。生徒数は各学年240名、全校生徒720名が在籍しています。

伝統あるものづくり教育を行っており、全生徒がすべての系の実習を受ける教育課程になっています。
ものづくりの高い技術、技能を教育することは大切なことですが、それらを使う設備に関する知識がないと不具合に対しての処置が取れなくなってしまいます。
さまざまな企業では、保全教育が盛んに行われています。メンテナンスをメーカーに任せるのではなく、自ら設備を保全し良品を製造できるスキルが必要だからです。
そのような技術者、技能者を育成するために、平成30年度から実習や課題研究などの授業に機械保全を取り入れています。

受験の対策にあたっては、過去問を中心に行い、予想問題の作成、ものづくりマイスターの課外授業、朝の補習を実施し、座学だけではなく、実物を触らせての興味、関心を持たせるように工夫しています。
令和元年度の機械保全技能検定(機械系保全作業)では、3級15名、2級3名の合格者を輩出しました。
更に本校の取り組みとしては、技能士となった生徒を中心にして、さまざまな工作機械の修繕や精度検査、潤滑油の補充作業を行っています。
実際に資格保持者となった喜びと誇りを持って実習に取り組みますので、高いモチベーションで活動することができています。

新型コロナウイルス感染症の拡大により令和2年度前期の3級の試験が中止となってしまいました。今後、日本プラントメンテナンス協会には、3級試験の前後期両方の受験機会を設定していただきたいと考えています。 年2回のチャンスがあれば、取得者も向上し高校生の2級受験者も増え、大きな進路選択の役割を果たせると思います。

活動の様子(令和2年度)
軸受の実物学習
軸受の実物学習
マイスターによる指導
マイスターによる指導
学科試験の対策
学科試験の対策
歯車・バルブ類の実物学習
歯車・バルブ類の実物学習
旋盤の保全作業の学習
旋盤の保全作業の学習
旋盤の保全作業の学習
旋盤の保全作業の学習

※本記事は2021年3月掲載時の情報です。

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