公益社団法人 日本プラントメンテナンス協会

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国家検定 機械保全技能検定

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取組み事例の紹介

三菱ケミカルハイテクニカ株式会社

自主保全士から機械保全技能士へのステップアップ

三菱ケミカルハイテクニカ株式会社 上越テクノセンター
設備技術部長
鴇崎 光男氏

●機械保全技能検定の利用実績(2021年度の受検人数):1級 機械系保全作業:1名、1級 電気系保全作業:1名、2級機械系保全作業:17名、2級電気系保全作業:4名

●その他の推奨資格(2021年度の受験人数):自主保全士認定制度 検定試験 2級:27名、通信教育 2級:1名

機械保全技能検定の取り組みについて紹介します。
当センターでは、2002年のTPM特別賞受賞以降も継続して機械保全技能検定に取り組んでいます。
具体的には、保全部門の設備技術部員は1級機械系保全作業までを必須に、製造部門のオペレーターは主に2級機械系保全作業を希望者が受検しています。2級機械系保全作業の実技試験対策講習については、センター内で実施しています。
受検を通して得た知識・技能は、各人の業務の中で役立ててきました。

そうした中、2017年にある製造部門から、休日及び夜間の電気・計装設備トラブルの早期復旧のため、4班3交替のオペレーターに教育を行って欲しいと、設備技術部電計グループに依頼がありました。
検討の結果、「電計自主保全員育成プログラム」を立ち上げました。交替各班から第1期生として2名を選抜し、電計グループ員が講師となり、約半年の期間をかけて教育を行いました。
本プログラムの成果として第1期生8名のうち希望者7名が2級機械系保全作業または3級電気系保全作業技能検定に合格することができました。
この取り組みは今後も機会があれば実施したいと思っています。

続いて、自主保全士認定制度の取り組みについて紹介します。
2020年度より従業員の基礎教育の再構築に取り組み、設備基礎教育として「自主保全士認定制度」を取り入れることにしました。
外部講師と協力し、2021年度から「自主保全士講習」に立ち上げ、入社5年目までの製造部門のオペレーターを対象に講習を実施しました。受講の成果として希望者が自主保全士2級を受験しました。
2022年度で対象者の講習が終了しましたので、2023年度からは対象を事務部門まで広げ、講習も単位方式として希望の単位を取ってもらうことで計画しています。
もちろん、希望者は自主保全士を受験します。

当センターは、今後も自主保全士から機械保全技能士へのステップアップを設備基礎教育の中心として取り組んで行きます。

※本記事は2023年2月掲載時の情報です。

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自主保全士から機械保全技能士へのステップアップ

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設備技術部長
鴇崎 光男氏

●機械保全技能検定の利用実績(2021年度の受検人数):1級 機械系保全作業:1名、1級 電気系保全作業:1名、2級機械系保全作業:17名、2級電気系保全作業:4名

●その他の推奨資格(2021年度の受験人数):自主保全士認定制度 検定試験 2級:27名、通信教育 2級:1名

機械保全技能検定の取り組みについて紹介します。
当センターでは、2002年のTPM特別賞受賞以降も継続して機械保全技能検定に取り組んでいます。
具体的には、保全部門の設備技術部員は1級機械系保全作業までを必須に、製造部門のオペレーターは主に2級機械系保全作業を希望者が受検しています。2級機械系保全作業の実技試験対策講習については、センター内で実施しています。
受検を通して得た知識・技能は、各人の業務の中で役立ててきました。

そうした中、2017年にある製造部門から、休日及び夜間の電気・計装設備トラブルの早期復旧のため、4班3交替のオペレーターに教育を行って欲しいと、設備技術部電計グループに依頼がありました。
検討の結果、「電計自主保全員育成プログラム」を立ち上げました。交替各班から第1期生として2名を選抜し、電計グループ員が講師となり、約半年の期間をかけて教育を行いました。
本プログラムの成果として第1期生8名のうち希望者7名が2級機械系保全作業または3級電気系保全作業技能検定に合格することができました。
この取り組みは今後も機会があれば実施したいと思っています。

続いて、自主保全士認定制度の取り組みについて紹介します。
2020年度より従業員の基礎教育の再構築に取り組み、設備基礎教育として「自主保全士認定制度」を取り入れることにしました。
外部講師と協力し、2021年度から「自主保全士講習」に立ち上げ、入社5年目までの製造部門のオペレーターを対象に講習を実施しました。受講の成果として希望者が自主保全士2級を受験しました。
2022年度で対象者の講習が終了しましたので、2023年度からは対象を事務部門まで広げ、講習も単位方式として希望の単位を取ってもらうことで計画しています。
もちろん、希望者は自主保全士を受験します。

当センターは、今後も自主保全士から機械保全技能士へのステップアップを設備基礎教育の中心として取り組んで行きます。

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